無垢の床材の特徴と手入れ法

基本的な手入れ法

さて無垢の床材の魅力がかなりわかってきたかと思いますが、やはり気になるのはそのお手入れ法ということかもしれません。もともと無垢の床材(フローリング)には、無塗装のタイプとワックスや塗装が施されているタイプとがありますが、じわっと水を吸い込むのが無塗装タイプのものとなります。

 

このタイプによって手入れ法も違ってきます。

まずは無塗装の床材の場合

  • 日常のお手入れについては、雑巾などで乾拭きするか、掃除機でホコリを吸い取るようにすれば十分です。時折行う大掃除の時には、掃除機でゴミやホコリを取ってから、すき間などに入っている細かいゴミを爪楊枝などで取って掃除機をかけるようにしてください。
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  • 雑巾がけは固く絞ってから床全体を水拭きする要領で行い、雑巾に汚れがつかなくなるまでしっかり拭きます。注意点は擦り過ぎないようにすることで、これをすると表面がささくれ立つことがあります。

 

塗装されている床材の場合

  • 日常のお手入れとして化学モップなどで小さいゴミを拭き取り、大きいゴミは一ヶ所に寄せて掃除機で吸い取ればOKです。板の隙間のゴミも掃除機で取れます。それで汚れが落ちない場合は、2週間に1回程度、固くしぼった雑巾で拭くようにしてください。
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  • 大掃除の仕方も無塗装とほぼ同じですが、中性洗剤以外の洗剤は使わないようにしてください。これを塗ったままの状態にしていると、床板が反ったり割れたりすることもあります。