無垢の床材の特徴と手入れ法

無垢の床材の種類

無垢の床材には「一般の無垢床材」、「床暖房対応の無垢床材」、「オリジナルカラー仕上げ」の3種に大別することができます。

 

  • 「一般の無垢床材」で手頃なのが「ナラ」でしょう。これは北米産の広葉樹で、床材としてはスタンダードで、木目がはっきりしており、表面は硬く、塗装しやすいのでオリジナルカラーにも塗装できます。
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  • 「カバ」も同じく北米産の広葉樹で、こちらは白く明るい木目で、独特のやさしい色合いが特徴となり、最近人気の高まっている材料です。これもオリジナルカラーに塗装できます。
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  • 日本産でお馴染みなのが「杉」です。奈良県吉野産などの杉丸太から木取りした床材は、独特の香りとやわらかい肌触りは魅力で、昔から日本家屋の床板や壁に使用されていて、最近再び注目されています。
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  • 「檜」(ヒノキ)も昔から神社やお寺に使用される高級材として珍重されており、独特の香りと上品な光沢は特に人気となっています。
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  • 「床暖房対応の無垢床材」には「ナラ」や「カバ」が多く使われていますが、「チーク」も耐久性に優れ、しかも圧倒的な高級感があるということで支持されています。
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  • 「オリジナルカラー仕上げ」には「タモ」がよく使用されます。これは表面が硬く、床暖房用にも対応している重厚な床材で、オーク、マホガニー、エボニー、チェリーなどいろいろなカラーに仕上げることができます。